筋トレも頑張ってるけど、筋肉つかないんですけど。なんか間違ってる?
40代ともなるとなかなか筋肉が付きにくいと感じる方も多いかと思います。
ただ、はっきり言って筋肉をつけるのに年齢は関係ありません。
今一度、筋肉をつけること、つまり筋肥大というものに着目して、中高年でもいかつい体づくりを目指してみましょう。
もちろん、いい体を目指すには、そこに体を絞るという要素も入ってきます。
ただ今日は、筋肥大ということにしぼって解説していきたいと思います!
筋肉がつかない中高年が知るべき筋肥大の仕組み
そもそも筋肥大とはどのようなプロセスを経て起こっているのでしょうか?
このサイクルが筋肥大のプロセスとなります。
というわけで、筋肥大に必要な項目はこのプロセスに則り、食べること、寝て休息をとること、そして筋トレで刺激を与えること。
この3つが重要な筋肥大要素となります。
筋肉がつかない中高年は「食う」「寝る」「アゲる」を意識せよ!
1989年に日産自動車の広告で「くうねるあそぶ」というコピーがありましたが、筋肥大のポイントは「くうねるあげる」です。
筋肥大のポイント1「食う」
筋肥大で大切なのは、ものすごく簡単に言うと「たくさん食べる」こと。
肥大と言うくらいですから、肥大させるための材料が必要ですので、体重が増えるくらいたくさん食べないと筋肥大はできません。
もちろん闇雲にカロリーを摂取すればいいと言うわけではありません。
体に必要な三大栄養素である糖質(炭水化物)・脂質・タンパク質をバランス良く摂取することです。
おなじみ筋肉をつけるために最重要なタンパク質をしっかりと摂り、脂質は少なく、炭水化物は適度に摂るという感じです。
数字で言うとバランス的には
と言ったところです。
こちらのブログでも筋肉にはタンパク質が最重要と言い続けておりますが、ここでは、タンパク質に加え炭水化物の重要性についても話しておきたいと思います。
炭水化物はダイエットの観点からは敬遠されがちですが、筋肥大には炭水化物の摂取が超大事です。
炭水化物を摂取しますと、インスリンというホルモンが分泌されまして、これが筋肉の合成力を高めてくれる最強のホルモンなのです。
インスリンはタンパク質を筋肉に運搬してくれる働きもしますから、特に運動後はタンパク質に加えて炭水化物を摂ることが絶必です。
筋トレ後から30分くらいが筋肉の合成が非常に高まっているタイミングとなります。
ですので、この間にプロテインを入れることはもちろん、併せて炭水化物の取り込みも大切となってきます。
まずは筋トレ後、プロテイン飲料をサッと飲んで、「大戸屋」か、「いきなり!ステーキ」あたりに飛び込むのがベストでしょう。
40代オジサンのタンパク質摂取に関しては下記の記事を参照してください。
筋肥大のポイント「寝る」
筋肥大に大切な二つ目の要素は睡眠です。
40代は、仕事も忙しいですし、一番おろそかになってしまいがちなのが睡眠かもしれません。
なぜ睡眠不足が筋肥大に悪影響なのか?
まず、先ほど登場しましたインスリン。
これが、睡眠不足により機能低下してしまいます。
重量を上げるためには、このインスリンが重要になりますから、睡眠不足によりインスリンの機能が低下しているということは重量を扱えないということになります。
あとは、感じている人も多いかと思いますが、睡眠不足だとモチベーションや集中力の低下にもつながります。
では、十分な睡眠時間とはどれくらいでしょうか?
それは7時間以上の睡眠と言われています。
わたしは、現在は在宅勤務もあり、ギリギリ7時間取れている日も少し出てきている感じですが、基本的には6時間くらいが多いですかね・・。
睡眠の長さもさることながら、やっぱり重要なのは睡眠の質です。
わたしもあらゆるマットレスや枕を買いあさって試してきていますが、枕はかなり重要!
最近のおすすめは、整体師の方が開発したという枕で、寝ているだけで整体効果を発揮するという代物です。
肩甲骨あたりまで枕が来ているので、首だけでなく頭と肩甲骨あたりを支えることで頸椎にかかる負担を大幅に軽減できているそうです。
金額は3万円と高額と思いましたが、10回分割を選べば、月3千円なので、まあ許容範囲かなと思って使っています。いずれにせよ、やっすい枕は40代オジサンには絶対NGだと思っています。
ゴッドハンド整体師の作った『整体枕』また、睡眠の質を高めるためには、酒、タバコ、カフェイン、携帯はどれも寝る2時間前くらいからは控えた方が良いです。
そして、朝起きたら太陽の光を浴びるという習慣が日々の睡眠の質を高めます。
ちなみに曇っていてもちゃんと太陽の光は届いているので、朝起きたらカーテンを開けましょう。
筋肥大のポイント「上げる」
最後の「上げる」は皆さん大好き筋トレのことです。
冒頭にご説明した通り、筋トレで筋肉を傷つけることがきっかけで筋肥大が始まります。
筋トレそのものが筋肉を大きくするわけではないんですね。
筋トレは肥大するためのシグナルです。
筋トレで一番大切なことは、やはり「毎回、前回の自分を超える」ことだと思います。
ずっと同じ重量で10回3セットをこなしていてはダメです。
いつでも1回でも1㎏でも前回を超えることで成長します。
限界を超えると言いますが、それに関しては他の記事でも詳細に書いていますので覗いてみてください。
筋肥大の為に40代のオジサンは週にどれくらい筋トレをすればいいかは、人それぞれではありますが、47歳180㎝84㎏の私の例では、週の回数は2回、1回の筋トレ種目は6種類、1回の筋トレ時間は1時間と決めています。
これで、筋肉の量は着々とついています。
トレーニング量が週1回になると現状維持というところで、筋肥大は見込めないかもしれません。
本来であれば週3回やりたいと思いますが、忙しい40代オジサンには週2回が無理なく続けられて、しっかりと筋肥大させるためにもベストと思っています。
そして何よりも、週2回を継続すること。
わたしの場合は筋トレの気持ちスイッチを入れるためにも、重量を扱うためにも、家トレはうまくいかなかったのでジムに通って鍛えるようにしています。
筋肉がつかない中高年 まずは体脂肪を減らすのがさきか?
そもそも体脂肪の高いデブオジサンにとって、筋肥大のためとはいえ体重を上げていくのは、まあまあ恐怖です。
そこで思うのが、筋肥大はさせるけど、余計な脂肪も落としながらという、相反する贅沢な気持ちです。
結論から言うと、筋肉をつけながら脂肪を落とすのは可能です。
私の場合、体重84㎏とデブ時期だったころと変動なしですが、内容が違います。
当初26%の体脂肪は筋トレだけで20%までは無理なくあっという間に落ちました。
しかも、食事制限なんかは正直ほとんどしていません。
ただ、20%から下げていく為には、食事制限が重要になってくるようです。
胸や腕なんかは筋トレ自体も楽しくて、目に見えて大きくなってきますが、腹回りなんかはなかなか脂肪が落ちません。
腹回りは特に、筋トレだけでは意味がなく、食事制限をいかにするかがポイントになってきます。
筋トレ初心者のオジサン方は、筋トレをやるだけでも最初の余分な脂肪は想像以上に落とせると思いますので、チャレンジしてみてください。
もちろん、継続が重要です。
まとめ|筋肉がつかない中高年へ
今回は「筋肥大」という事に関してポイントをお話いたしました。ポイントをまとめます。
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