BiSHを表現しているかっこいいイラストやポスターってないのかな?
パンクバンドといえば、独特の世界観で描かれるライブポスターなどのイラストが絶必アイテムであることは言うまでもないでしょう。
BiSHも楽器は持たないにせよ、パンクバンドを名乗るのですから、かっこいいイラストがあってしかるべきと思うのです。
そこで本日は以下がわかる記事をご用意いたしました。
・そもそもバンドイラストってどんなものなのか ・BiSH的バンドイラストってあるのか
パンク・グランジバンドライブポスターの第一人者「フランク・コジック」
アメリカではよく、パンクやグランジバンドのライブ告知をイラストで展開するのがトレンドだった時期があります。
パンクバンドのイラストですから、一枚一枚の表現がきわどく、最高にパンクでアナーキーな作品の数々で興奮します。
私は、シアトルのグランジ全盛期の90年代のバンクーバーに住んでいたので、今では入手困難となっているポスターの原画を色々と物色して購入しました。良い時代に住んだものです。
そのバンドライブポスターの第一人者と言われているのが、イラストレーターのフランク・コジックです。
どれくらいの人が知っているでしょうか?
グランジ好きのオヤジは知っていて欲しいです。
絵を見ていただければ、ピンとくる人も多いかもしれませんね。
可愛げのあるイラストに毒のある表現。大体ハッパかドラッグでラリってる表現が多いです。
フランク・コジックは1962年、スペインのマドリードで生まれました。
アメリカには14歳の頃に移住をしてきたようです。
80年代からロックのコンサート用のポスターを制作し始め、段々と口コミで作画の良さが広がって評判になりました。
ライブのポスターですから荒削りではありますが、シルクスクリーンと言う印刷手法で版画のように刷り出していくポスターの数々は今では希少価値となっています。
色使いも毒々しくて中毒になりますね。 この絵も見事にトンでます。
90年代にはWACK渡辺社長も好きなニルバーナをはじめとしたグランジバンドのポスターを多く制作をして、自身もMAN’S RUIN RECORDSというレコードレーベルも立ち上げました。
メルビンスやL7はここのアーティストですね。
L7はアユニのペドロの記事でも紹介したあのイカれレディースバンドです。最高です。BiSHアユニ・Dのバンド「PEDRO」〜ガレージロック旋風をもう一度〜
あとバンド以外では、ANNA SUI とのコラボは日本でも有名ではないかと思います。店舗でポスターをいまだに見かけます。
原画のポスターはもはや結構高くなっていますが、ポストカードとか謎に安いものもあります。つまりまあただの複製カードですね。こちらの絵は原画を持っておりますが、色使いとか最高です。
あと、パンクバンドにはつきものの(?)フィギュアも出しています。この「時計仕掛けのオレンジ」的ポスターも最高でしょう。
BiSHのイラストを手掛けている「すしお」
当然パンクが好きなWACK渡辺社長ですから、BiSHにもイラストでのアプローチは絶必と思っていると信じたいところです。
ただ、やはりそこはアイドルである要素も多分にあるので、ライブやCDジャケットはさすがにイラスト仕様にはしていませんね。
でも要所で使用しているイラストレーターはいるようでして、それが自身も清掃員(BiSHファン)を豪語するアニメーターのすしお氏です。
私はこのアニメ知りませんが「おジャ魔女どれみ」とか「キルラキル」と言ったアニメで人気を博しているようです。
最初に関わった作品は「新世紀エヴァンゲリオン」だそうですね、なかなかの実力派ということでしょうか。
絵のタッチ自体は日本のアニメーションという感じですが、BiSH清掃員としての想いが伝わります。
幕張のライブの際は告知ポスターはすしお氏のイラストで屋外の広告を展開していましたね。
こう言った、イラストでのライブ告知はこれからも一部続けてもらえるとパンキッシュで熱くなれます。
また、すしお氏の作品の印象としては、2、3年前の方がよりパンクバンドポスターのテイストに近いものが多いように思います。下記のアイナのポスターはすごく良いですね。
すしお氏はどうやらAKIRAが好きなようです。
パンクロックライブポスターの偉人はまだいるので、また引き続き紹介したいともいます!
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