最近ムスメの元気がないな。元気づけるいい方法はないものか・・・?
そんなお悩みを持つ親御さん。
いいのありますよ!
BiSHという女の子6人組の曲がオススメだと思います。
なぜBiSHの曲を元気のない子供にすすめるのか。理由は3つです。
・時には親や先生の言葉よりささるモノがある! ・メンバーはもともとコミュ障でいじめられっ子気質で子供の悩みに共感性がある! ・BiSHを機会にあらためて子供と仲良くなれる!かも
子供だって毎日大変だ
うちの子は現在中学1年生の13歳。
生意気盛りの女の子。
小さな頃からスマホをあやつり、ああいえばこういう状態でなんでも打ち返してくる。
かと言って、お父さんとは仲が悪いわけではない、幸運なことに。
娘の大好きなTwiceをネタにライブに行ったり、グッズを スポンサーしてあげたり、カラオケにも行きます。
うちの子供といえば、自慢ではないが幼稚園の頃からヒップホップをガチ目にたしなみ、小学生の頃にはアメリカや韓国に遠征してメダルも獲得している
それなりに強い精神を持っていると思いきや、子供というのは一筋縄ではいかず、大人の理解できない悩みを人知れず抱えているのだと思います。
中学では特にいじめられているわけではなさそうですが、元気がなかったり塞ぎ込むことが小学生の頃より増えたように思います。
そんな時に、大人がどんな声をかけてもイマイチ説得力がないし、そもそも自分が子供の頃にいろいろ言われたりするのはうっとうしい年頃であることは理解できます。
でも、親としてはなんとか元気づけたいですよね。
で、思ったのはBiSHの曲。
大人でも勇気づけられ元気づけられる曲の数々。
これを子供にも提供するしかないだろと思い至ったしだいです。
コミュ障の集団 BiSH
原因は何かは知りませんが、子供がふさぎこむのはだいたい人間関係であることが7割、残りは勉強ですかね。
純粋無垢な子供ほど、大人みたいに空気なんぞ読まないで当たってくるので、そりゃ人間関係イヤになることもたくさんあるでしょう。
そんな人間関係のしがらみに一番敏感なアーティストの集団がBiSHではないかなと思い至ったわけです。
彼女たちのほとんどが子供の頃から内気でコミュ障でいじめられっ子気質。アツコさんはポジティブ以外聞いたことないですけど。。
アイナは高校時代に学校にあまり行けなくなった時もあったそうで、やはり友達関係での悩みがあったようです。 それは、彼女がいじめられているというより、多感な彼女が相手がどう思っているか悩み不安に思うという、誰にでもありそうな 悩みを抱えていました。
チッチは小・中といじめられていました。高校は心機一転、新しい人間関係の構築のためにがむしゃらに勉強をして、いい学校に入って高校生活を楽しもうと思っていたそうです。
それでも、人間不信は払拭できなかったりと苦労しています。
リンリンの学生時代の感情は良くわかりませんが、作詞の際にはいいメロディほど暗い歌詞を書きたくなるそうで、どの歌詞も彼女の陰の部分から吐き出される詩が人々の心をとらえるのだと思います。
モモコはBiSHに入った当初から、チッチやアイナのような怪物のはざまで、「自分の居場所なんてない」「自分だけ頑張れない」といつも落ち込んでいた人です。
そんな逆境にあきらめずに頑張ってきたからこそ、ささりまくる歌詞の数々が生まれていると思いますし、なんと言ってもあのけなげなダンスも良いですし、歌も格段にうまくなってきています。
アユニ・Dはコミュ障の代表みたいな感じで、おばあちゃんの家ですら大人しく猫かぶって片隅にいたような感じ。BiSHに入ってからメンバーと打ち解けるまでもかなり時間がかかったと語っています。
そんな彼女たちが作詞した曲は松隈氏のエモいサウンドプロデュースと相まって、共感の深いものとなっているわけです。
元気・勇気を与えるオススメの3曲
ということで、私が娘にLINEで映像付きで送ったのが下記の3曲です。
「beautifulさ 」
まず最初に紹介した曲が、リンリン作詞の「beautifulさ」ですね。
私自身はそれほど思い入れのある曲じゃないのですが、ライブでも終盤に演奏され盛り上がる曲です。
娘も今はトゲトゲと感じるような、いばらの道を進んでいるんだろうなと想像するとすぐこの曲だなと思いました。
冒頭のネガティブでイラついた感情は、思春期の子たちにはささりそうな歌詞だと思います。
リンリンにとってBiSHでの初めての作詞曲なので、思いが十分に詰まっている気がします。
ちなみにトゲトゲの道というのははおそらく渡辺社長が与えたお題なのかもしれませんね、本人はこの詩の箇所は書いていなく、テーマとして残しているようです。
それでもその周辺の言葉やストーリー展開はリンリンのもので、良い構成の曲となっています。
ドロドロとした感情から希望を見出して進んでいくポジティブな歌詞に光が見えます。
ちょっとしたことでイラついて逃げ出したくなるリンリン自身を描いているそうですが、それを乗り越えていこうとする様子が、若者の共感を得そうです。
「本当本気」
こちらはアユニ・DのBiSHでの初の作詞曲です。
「なめんなっ」てフレーズで始まるこの曲が、周いの連中を跳ねのけて本気でやったる感があって良いなと思い娘に紹介しましたが、んー、あんまり刺さってなかったかもしれません。
別に誰かになめられたりということではないのかもしれませんね。
うまく子供の感情を読みながら提供するのは難しいですね。
これは、やっぱり学校でも大人しくて片隅にいるような子でも、本気出せばやれるぜっ!という気持ちにさせてくれる曲でしょうから、大人しくて悩んでいる子に送ってあげると共感生が強いかもしれませんね。
「Story Brighter」
これはまだ送っていない曲ですが、近々また元気なくしたら送ろうと思っている曲です。
これは私自身がすごく突き動かされる曲で好きなのです。
作詞はいじめられていたチッチが手掛けていて、皆を見返してやったるんだという感じが強くて良いです。
いじめられているというより、自分の決断で道を開いていくという決意が感じられて大人の胸にも響きますがよね。
一人きりでもそれでいっかってグッときちゃうフレーズです。
それでもやってやろう、走り出そうってなんか凄く突き動かされるものがあります。
あと親がいくら言っても届かないけど、BiSHが「このままで立ち止まるの、ダメだよ!」って代弁して言ってもらえるのも良いなと思います。
これはファーストアルバムのトリで使われている曲で、渡辺社長がチッチに対して、この先で何があってもやってやるぞっていう気持ちが一番強いと感じて書かせた曲で、渡辺社長もここまでいい内容で書いてくると思っていなかったと語っていますね。
メンバーからの評価も高い、最高にエモい曲です。 勇気もらえます。
てな感じで、時にはこう言った音楽で親が言いたいことを代弁してもらうという策も思春期の子には効くと思うんですよね。
特に最初に聴かせた「beautifulさ」は今の彼女の感情にとても刺さったようで、良かったと言っていました。
音楽は国境も世代も思春期も飛び越える最強の教科書かもしれませんね。
あ。リアルな勉強の悩みはスマホ世代ですので、ベネッセとYouTube先生で対処中です。。。これが親の1番の悩みだったりして。。。とほほ。
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